こんにちは。
今日のブログ担当は、カラダのことが大好きな保健師おおしまです。
今回は運動発達に関して書いてみようかと思います。
赤ちゃんの運動発達は
「いつできるようになるかより、順番が大事!」です。
家を建てる時、まずは地盤を整えて、土台を作って、柱を建てて…
というように、赤ちゃんの発達も順番が大事です。
ただ寝ているだけに見える生まれたての赤ちゃんも
寝ている間にもぞもぞと動いて姿勢を調整したりして、
いずれ重力に逆らって立って歩く練習をしています。
まずは重力の中で自分の姿勢を整える、ということをして、
身体の土台を作ることをしています。
(厳密にいえば、お腹の中にいる時から歩く練習をしている、とも言えます)
なので、できれば赤ちゃんがしていることの邪魔をしないこと、と
順番を飛ばさないことが大事です。
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(この本、運動発達に関して詳しく書いてありますが、図書館になかったので読みたい方はお声かけください)
一日中抱っこ紐で抱っこしっぱなしとか、
(寝ている間に体幹を作ってます)
まだ自分でお座りできないけど、座らせてみる
(お座りは四つ這いができてから、自分で腰を下げて座るようになります)とか。
それが、ほんの1日だけならリカバーできるかと思いますが、
毎日だと、赤ちゃんが身につけなければいけないことを飛ばしてしまう可能性があります。
(毎日の育児の中で、便利グッズを使うことって必要な時もたくさんあると思いますが、
赤ちゃんの身体目線でみると、必要ないかなってものもあります。)
順番を飛ばしてしまっても、
あとから身につけることもできますよ。
育児中お子さんの発達に関しては、
育児書に書いてある時期に、「寝返りやはいはい、あんよをしない」とか
周りの同じ月齢の子よりも、「できることが遅いかも」とか
悩むこともあるかと思います。
でも、赤ちゃんがしていることって、全て意味があります。
急いで先のことを練習(?)して、
本来はその時にしなくてはいけなかったことを飛ばすより、
その時に赤ちゃんがしていることをじっくり見守ってあげてほしいと思います。
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