みなさん、こんにちは!
ダウンちゃんつむぎママの山本有希子です。
多くのダウン症に関わる方々はダウン症児のことを愛着を込めて、ダウンちゃんと呼びます。ぜひみなさんも使ってみてくださいね。
さて、今回は「ダウンちゃんはみんな同じ顔してる?!」です
まずはダウン症の身体的特徴の1つ、筋肉の低緊張についてお話します。
自分の身体を支える為の筋肉の張りが弱いことを言います。それ故に運動発達に遅れがあります。触ってみるとマシュマロのように柔らかいです。また、関節もとても柔らかくびっくりするほど脚が開きます。
顔、舌、喉、手、足、お腹など身体には沢山の筋肉があります。この全ての筋肉の緊張が緩い為、運動的なことはもちろん、ものを食べること、声を出し発話することなどにも訓練が必要になります。
成長をするペースはとてもゆっくりですが、出来ないことはありません。習得するまでの期間が長いですが、親にとって1つの事ができるようになった時の喜びは大きいです。
赤ちゃんの時期が長いのでお得感もありますよ!
そして、ダウンちゃん達の顔はみんな同じに見えるのはなぜでしょう。
身体的特徴として、目がつり上がっている、鼻が低く、耳の位置も低い、舌が長いというものがあります。
詳しくは解明されていませんが、21番目の染色体に顔つきを決める要素が関係あるからであろうと言われています。
そして、成長をするにあたり、「みんな同じ顔つき」が顕著になってきます。それは、顔の中心部があまり成長しないのに対して、顔の外側は成長する為特徴のある顔立ちになるからです。
しかし私がダウンちゃんママになって分かったことは、みんなそれぞれの両親やきょうだいに似ているという事です。
なので結論、ダウンちゃんは顔立ちは似ているけど、同じではありません。
でも、似た顔立ちの為、みんながきょうだいのような親近感を持ってしまうつむぎママなのでした。
このブログを通して、ダウン症について知っていただき、ダウン症を身近に感じてもらえたら嬉しいです。
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