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やってみよう!「0歳からから始める性教育」

~子どもを預けることに理由はいらない~をコンセプトに掲げ、岡崎市康生で小規模な託児所を運営しております、託児ガーベラの栁原(ヤナギハラ)です。

私には、小3の息子と年少の娘がいます。家族に助けられながら自分の好きなこともやりたい!と欲張りなお母さんをしております。

皆さまと同じく育児真っ只中、毎日バタバタと奮闘中です。

今日のテーマは「0歳から始める性教育」です。

皆さんは「性教育」と聞いてどんなイメージがありますか?

 

 

私の記憶をたどってみると、初めての性教育は小学5年生の保健体育の授業だったと思います。私が育った長久手市は小学5年生で旭高原に1泊2日の宿泊野外活動に出掛けます。その前に、養護教諭の先生から生理のことを中心に男女の体の違いや生殖器のしくみから赤ちゃん誕生までを学んあだ記憶です。

小学校高学年と言えば、なんとなく男女の違いを意識し始め、「好き・恋・付き合う」などと言うワードが出てくる時期ですね。

第二次性徴が始まって体の変化に少し戸惑いもある中、ちょっと小恥ずかしい話を授業でされてしまったら、特に心の成長が早い女の子は性に関して「恥ずかしいもの」とタブー視してしまうきっかけになるかもしれません。

でも、「性教育」は決して恥かしいことではないし、生きていく上でとっても大事な知識が詰まっています。だからこそ、我が子にも伝えていきたい!

 

 

 

ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)がまとめた『国際セクシュアリティ教育ガイダンス』では知識の習得は、遅くても5歳から始めるという国際的な指針が載っています。

この中には「人間関係」「価値観」「ジェンダー理解」などの8領域に分かれて発達段階別に学習目標やキーアイデアが示されています。

詳しく書き出すと途方もない量になってしまうのでここでは控えますが、今、海外では包括的性教育と謳い、性に関することを生殖だけでなく、コミュニケーションや人間関係も含めて学ぶものだと早い段階から性教育に取り組んでいます。

実は、簡単にその包括的性教育を日常生活に取り入れることができるんです!

 

0歳からできる包括的性教育とは・・・それはおむつ替えから始まります!

 

 

 

赤ちゃんは話せませんが、生まれたその日から一人の人間としての人権を持ち生きています。

ちゃんと育てなきゃ!との親としての義務感から当たり前のように大人のタイミングで服を脱がせ、おむつを替えていませんか?

今日からはできるだけ

 

 

「おむつ替えてもいいかな~?気持ち悪いね~!」

 

 

などと声を掛けながらおむつ替えに挑戦してみてください。

目を合わせながら声を掛け、意思を確認し、コミュニケーションを取りながら育児をすることで赤ちゃんを一人の人間として尊重することにつながります。

そんなやり取りから子どもの自己肯定感や自分を大切にする感性を育むことができるのだと思います。そして、0歳からの性教育は、自分の体を守ることにつながります!

でも、できるときでいいんです!

眠くて仕方ない夜中のおむつ替えのタイミングまでこの完璧なやり取りは求めません!笑

 

お母さんはお世話のために、子どものプライベートゾーンを見たり触ったりすることが多くあります。でも本来、プライベートゾーンを見たり触ったりしていいのは本人だけ。なので、おむつ替えのときは「これから服を脱ぐよ」「お尻ふきふきしようね」などと伝えて、子どもの気持ちを確かめるようにすることが大切だと私は思います。

 

今回は、今日からでもお家でできる「0歳から始める性教育」についてお話しました。

 

 

「包括的性教育=性を人権の視点でとらえる教育=生きていく上で必要な教育」

 

と覚えてくれた嬉しいです。まだまだ伝えたいことはいっぱい!

またの機会にお伝え出来たらと思います。

 

 

 

【託児ガーベラからのお知らせ】

10/17 お母さんのためのワークショップ

「くびれができる呼吸法」 講師:松井裕子(ゆうこ先生)

10/24 お母さんのためのワークショップ

「正しい抱っこ紐のつけ方をマスターしよう」 講師:久保田麻桔子(あきこさん)

 

 

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今日の担当:栁原 未紗

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